不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心
みっちゃん、空に吸われし十五の心、ちゃどんな心やろか?
この年十五の少年だったトシカズちゃんは同じ十五の少年の僕に問いかけた
トシカズちゃんより幼稚な僕には答えられなかった
今、台風が去ってマストの上に広がる蒼い空を見ていて
アァ!トシカズちゃん!今なら分かるよ
十五の少年は旅立ちの準備をしていたんだ!
そして、それを問いかけたトシカズ少年も旅立ちの予感を感じていたんだ
啄木の短歌に寄せて僕に伝えたのか
Schooner Ami 船長 溜 光男
2017/09/18